このところ、毎年7月の楽しみといえば、ツール・ド・フランスです。

世界最大のサイクル・ロードレースとして有名で、この時期、ヨーロッパ中が沸きます。

ヨーロッパでは、夏のバカンスとも重なり、キャンピング・カーで繰り出して、コースの沿道に陣取り、選手たちを応援するのを楽しみにしている人も大勢います。

最近でこそ日本でも、漫画「弱虫ペダル」がヒットして、映画にも舞台にもなりましたが、まだまだ知名度は低いといえます。

というのも、日本の選手がほとんど参加していないこともあり、国内ではNHKがBS1で総集編を放送するだけで、あとは衛星放送のJ SPORTSが中継しているのみです。

日本からは、新城幸也という選手が参加しているのですが、ほかに続く選手がいないのです。

という私も、2~3年前まではまったくその存在すら知りませんでした。

あるとき友人宅の衛星放送でこのレースを観る機会があり、それ以来ファンになりました。

今では毎晩、ビール片手に夜遅くまで、J SPORTSで観戦しています。

素晴らしい、歴史あるサイクルスポーツなのに、ただ日本ではほとんど紹介されないということで、これほど認知されないということに驚きを覚えます。

その気になれば、WEBでいくらでも情報を取ることができる時代であるにもかかわらず、テレビなどのマスコミが流す情報量や内容に影響されてしまうということですかね。

やはり、マーケティング・リサーチの世界に身を置く者として、常に広く世界の情報に接するように心がけ、できるだけ偏りのない目を養っておかねばと思います。

そのためには、好奇心が強いことが必要であり、好奇心が衰えてきたら、そろそろ引退時ですね。

幸いなことに、まだまだいろんなことに興味があり、このレースを知ってから漫画「弱虫べダル」を読み、自転車も安いのを買って近くの河原の遊歩道を走り、7月の夜はビールの消費量が増えて、寝不足になりながらでも、平気で楽しんでいるので、まだまだ大丈夫かなと思います。(笑)


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