世の中を何かとざわつかせているもの、その一つにAIなるものがあります。
いまある職業のうち、何割かはAIに取って代わられて、この世からなくなってしまう、などなど。
皆さん、気になりませんか?

今の小学生に、将来就きたい職業を尋ねても、彼ら・彼女らが大人になるころまで、その職業はあるのでしょうか?(笑)
でも、笑えない状況ですよね。

さて、私どもの会社では、コンサルティングのためにリサーチ業務を行っています。
そのリサーチ業務の大きな役割の一つは、仮説検証です。
マーケットの変化や顧客ニーズを知る場合、いろいろな角度から仮説を導き出します。
しかし、仮設はそのままでは使えないので、リサーチによって真偽を検証します。

さて、こうしたプロセスの中で、AIがどのように私たちの仕事を奪うのでしょうか?
ビッグデータを使って、AIに仮説の検証を猛スピードでさせて、あっという間に答えを出すのでしょうか?
それならリサーチャーからリサーチ業務を奪うことになりますよね。

さらに、AIによって仮説そのものを作り出すことができるようになるとすれば?
一般的には、仮説は、その業種に何十年と携わってきた専門家が、経験や勘、得られたデータなどから導き出します。
それが、AIを使って圧倒的量のデータから、より精度の高い分析を行い、仮説を導き出ことになれば・・・?

AIが人間の能力をはるかに超える精度で分析し導き出した仮説が、すでに検証を必要としないレベルであった場合も、リサーチは必要なくなりますよね。
そういうことから考えると、リサーチだけをやっていたのでは将来は心もとないですね。

そのため私たちは、人間がAIを駆使して徹底したリサーチを行い、実際のアクションに結び付く提案ができるよう、より一層「コンサルティング力」を高めなくてはならないと考えています。

 
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