今年を締めくくるにあたって、一言お礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

さて、この一年を振り返って、特に感じたことは、時代の変化のスピードがますます速まり、あらゆる関係性はグローバルに急速拡大しているということです。

新入社員はあっという間に一人前となり、出張先も海外へと広がっていきます。

人材も多様化し、あらゆる国籍の男女が仲間として仕事をするようになります。

あらゆる文化や国籍、価値観、考え方を乗り越えて、英語とロジカルな思考を共通のツールとして、仕事が進められるようになります。

こうした時代の会社経営者は、何をよりどころに、何を目指していけばよいのでしょうか?


先日、母校の大学のいわゆる日本版MBAの公開講義に参加してきました。

ちょうど、マーケティングがテーマで、日本を代表する大企業のマーケティング戦略についての講義でした。

二つの企業からそれぞれマーケティングの責任者の方が来られ、自社のマーケティング戦略についての説明がありました。

現役の方によるお話だけあって、生々しく、リアリティがあり、感動しました。

それともう一つ感動したことは、お一人が大企業の日本統括カンパニーの社長、もう一人の方がグローバル企業の専務取締役でしたが、お二人ともマーケティング・リサーチが専門ということでした。

若いころにリサーチを学び、ひたすらその道を進んできて、現在の地位に就かれました。

ほぼ毎週土日にはグループインタビューを何度も何度も繰り返し、これから会社はどの方向に進んでいったらよいのかを探っていたというお話には、リサーチの現場を知る身として、大いに共感を覚えました。

このお二人の活躍を見ると、今の時代こそマーケティング・リサーチが企業の発展になくてはならないものになっているのではないかと痛感します。

そのことを知っている一部の大企業は、リサーチャーを大抜擢し、会社の運命を託することによって、大きく成長しているのでないかと思います。

「もっと、マーケティング・リサーチを!」

この我が社のスローガンは、来年以降も自信をもって掲げていいのだと、思いを新たにしました。

企業の経営課題解決のためには、リサーチャーの活躍抜きには考えられないという時代になってきたのだと思います。

これは、我社の社員をはじめ、全国、全世界のマーケティング・リサーチャーにとって、まことに喜ばしいことです。

よりレベルの高い、そしてより広い範囲の勉強への励みとなるでしょう。

私も久しぶりにアカデミックな雰囲気を味わい、勉強不足を痛感したこともあり、つい来年のMBA公開講義も申し込んでしまいました。(笑)

もちろん、正式に入学したわけではなく、時々、聴講させていただくというだけですが・・・。


それでは皆様、お元気で、良いお年をお迎えください。

そして来年も、本ブログともども、よろしくお願い申し上げます。

ありがとうございます。



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