ゴミ拾いボランティア
早朝ウォーキングで河原まで行き、そこで体操、軽い筋トレ、数本のダッシュなどを行っています。
そこで毎朝見かけるのが、一人の初老の男性です。
その方は、麦わら帽子をかぶり、首にタオルをかけ、時々首筋の汗をぬぐいつつ、ゴミ袋を片手に黙々と煙草の吸殻や空き缶・ペットボトルなどを拾っています。
早朝とはいえ、朝日が昇りはじめると、その光は質量を増すがごとく彼に襲いかかります。
一連のトレーニングを終えた私は、木陰で水を飲みながら、目を細めてまぶしく眺めています。
最近、このあたりへの人出がとみに増えました。
昨年と比べると、十倍以上の人出ではないかと思われます。
以前から、都会にあってこれほど自然豊かな場所はないのに、あまり利用されていないのがもったいないなあと思っていました。
それが、最近急激に人出が増えて、それに伴ってゴミも増えたのでしょうか。
ゴミを出す人と、それを拾ってきれいにする人。
消費社会の縮図を見るようで、考えさせられます。
それにしても、野に咲く花は可憐できれいです。
この自然だけは、なんとしても守り抜かねばと思います。
傍観している場合ではありませんね。