インバウンド・マーケティング
昨年の訪日外国人観光客が2,400万人を突破しました。
これは対前年比で21.8パーセントもの大きな伸びとなっています。
国を挙げての外国人観光客呼び込み作戦が功を奏した形となりました。
2020年に4,000万人、2030年に6,000万人という政府が掲げた訪日外国人観光客数の目標達成も、間違いなさそうですね。
さて、これだけ急増する海外からのお客さんに対して、国内の受け入れ態勢はどれほど整っているでしょうか?
宿泊施設、各種店舗、観光地、サービス業、道路標識など、日本を訪れる外国の方々の目線で確認しなくてはなりません。
これはまさしくマーケティング・リサーチの仕事そのものです。
外国の人にもっともっと来てほしいと言いながら、メニューには英語表記すらないというお店もまだまだ多いですね。
身近なところから少しずつ変えていき、変えたらホームページやSNSで発信するといいのではないでしょうか。
学生の頃、友人と二人でアメリカを旅したことがあります。
大きなバックパックを背負って街中をキョロキョロしながら歩いていると、必ず誰かが声をかけてくれて、道を教えてくれたり、危険な場所を教えてくれたり、あるいは1ドル札をくれたり・・・。
バスでアメリカ大陸を横断中、バスターミナルで一緒にバスを待っていたおばあさんが、私のシャツのボタンが取れかかっているのを見て、自分の携帯用裁縫道具を取り出し、糸で縫い付けてくれたこともありました。
アメリカ人は、他人に親切にすることに躊躇はしないのかと、驚いたのを覚えています。
本当にいろいろと親切にしていただきました。(40年以上前のことか・・・、懐かしい!)
そのご恩返しの気持ちから、困っている様子の外国人を見かけたら、躊躇せず気軽に声をかけるようにしていますが、すっかりレベルダウンした私の英語がなかなか通じなくて、困っています。(笑)
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