高齢者施設で採用される設備
高齢者施設では、設備によっては車椅子でも使用できることが条件となるため、一般の家庭や施設とは違った仕様(スペック)・機能が求められます。
さらに、居室で使われる設備と食堂などの共用スペースで使われる設備でも、それぞれ求められる内容が違ってきます。
高齢者施設向けの設備の開発においては、使用する人、介助する人の両方のニーズをリサーチする必要がありますが、その前に、現状はどのような設備を採用しているのか、といった実態を統計的にリサーチすることも重要となります。
実態をきちんと把握することで、現状の使い勝手の評価や要望の把握など、より的確なニーズ・リサーチを設計し、実行することができます。
手間のかかる作業ですが、より良い設備の開発に欠かせない重要なステップなのです。
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