また日本に来たいと思ってもらえるか?

大阪を大きな地震が襲いました。
今後1週間程度は同規模の余震に注意するよう呼びかけられています。
今回の地震は通勤時間帯に発生しました。
社員もその影響で、ほとんど出社できませんでした。
通期電車の中で閉じ込められたり、途中の駅で降ろされたり・・・。
会社のビルのエレベーターはすべてストップし、地下鉄と連絡通路の扉も閉じられました。
地震発生後は、テレビやネットで次々情報が出されてきます。
どの程度の規模の地震だったのか、震源地はどこか、被害状況はどの程度か、交通機関はどのような状況なのか、インフラの被害状況は・・・など、次々に情報が提供されてきます。
しかし、この情報提供はほとんどすべて「日本語」でなされていることに気づきました。
最近は、大阪にはアジアを中心とする海外からの観光客が大勢来られています。
特に大阪を代表する繁華街のミナミには、多くの外国人観光客が宿泊していたと思います。
この方々も、当然地震に遭遇しました。
日本人の私たちが恐怖を覚えるほどの今回の地震、日本以上の地震頻発国は少ないですから、地震の体験もほとんどない外国人観光客の方々は、さぞ怖い思いをしたことでしょう。
しかも、驚いてすぐにつけたテレビでは、日本語だけの放送なので、何が起こったのか、どこに避難したらいいのか、どの交通機関が動いているのか・・・?
添乗員のいるツアー客ならまだ安心でしょうが、個人で来ている方は、さぞ不安だったことでしょう。
そんな時、せめてテレビ画面に英語のテロップでも流れていれば、かなり違ったのではないでしょうか?
海外から、お客さんに安心して来てもらうためにも、そして、また日本に来たいと思ってもらうためにも、自然災害時における対応こそ、しっかりとっておいてほしいものです。
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